「莫大な遺産と思う反面、呪縛だとも感じる」
弦牧潔
7月某日、台風の影響で私の最寄り駅に使っているJR線は運休。梅田での演奏前にお話しをうかがうという約束をしていたが、こりゃ、演奏自体も中止されるのかなと思いきや、決行されるとのこと。ならばと、当日は連絡を密にし、一駅向こうの地下鉄線で駆け付けるも、いざインタビューを開始してみたら、「うーん、(音楽について)言語化したくないんですよね。答えを出したくないというか、じわじわ仲良くなりたいんですよ」とのこと。がびーん。ならば!ということで、弦牧さんと縁が深い2つのお店についてお話をうかがってみました。他のメンバーと少し毛色が違うインタビューとなりましたが、弦牧さんの思いと永久保存版ともいうべき。現在につながる関西のジャズ史の一端がみえる話が聞けました。 “インタビュー Vol.4 弦牧潔” の続きを読む